今宵の滋賀酒はこちら。多賀さんのAZM「オーパス15」です。
昨秋以来「秋の詩」で造られたお酒を見かけたら飲んでみようと思っているのですが、1本目をいただいた多賀さんでまた4本目を見つけました。ちょっと日本酒らしくない、おしゃれなボトルです♪
ちなみに「AZM」は杜氏さんの苗字。「オーパス15」は「15番目の作品」の意味だそうですね。現在製品として出荷されているのはNo.13～16です。
ラベルには「酸味を効かせたドライで辛口なタイプ」とあります。また「香りタイプ バナナ」とも。果たして今回はどんな味わいなのでしょうか。
まずグラスを顔に近づけると、フルーティなよい香り。もろにバナナという感じではありませんが、とても好いと思います。
「秋の詩」だし何となく爽やか甘口系のイメージで一口含んでみると、甘みは一瞬だけ。（笑）
そして来ました、ドライ！ すごい酸味ですね。ただ、酸っぱいというよりは炭酸水のようなドライ感です。
「辛口のお酒」ではなくて「ドライなお酒」と言うべきでしょうか。お米の旨みはあるものの、日本酒らしくはないお酒です。
当然ながら、のどごしも後味もスッキリ爽やか。とてもドライで、全然日本酒的ではありません。
でも、美味しいなあ♪ 個人的には、こういう味わいは好きですね。
加藤酒店さんの評では「無加水・無濾過・瓶燗火入れ後に低温貯蔵したキレイでフレッシュな酒。米と酵母の織り成す素直で精度の高い酒質。雑味の無い旨味の後に酸を感じるドライ。スッと入る飲み口はスムーズで料理を引き立ててくれます」とのことです。
他に似たようなお酒はあまりないと思うので、日本酒の新しい可能性というか、面白い美味しさを感じました。
- ＡＺＭ
- 酒米 : 滋賀 秋の詩
- 精米歩合 : 55%
- アルコール：15%
- 価格 : 720ml 1,760円
今日も、美味しい滋賀酒に感謝♪
◆
お酒の美味しさの判断は人それぞれ。以下は管理人の個人的感想です。
・甘みの強さ：★☆☆
・辛みの強さ：★★☆
・酸味の強さ：★★★
・香りの強さ：★★☆
・味の濃さ ：★★☆
・美味しさ ：人それぞれ
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