今宵の晩酌はこちら。中澤酒造さんの一博「生酛純米 火入れ」です。
前日の松の司「生酛 純米酒」に続いて、二日連続の「生酛純米」。お酒の個性がどう違うのか、比べてみるのも楽しみです♪
まず第一印象としての香りは、「生酛造り」を予感させるような少し重みのあるイメージの香りです。手強いお酒なのかな(笑)と思ったりもします。
そして一口含んでみると、口当たりはまろやか、と思ったのは一瞬。すぐに強い酸味を伴った辛みがやって来ました。
日本酒度:±0とありますが、その割には相当辛く感じます。酸度:2.5とかなり高いからかも知れません。
口の中では発酵感を持ったお米の旨みが拡がります。いかにも「生酛造り」らしいなというしっかりとした旨み。好いですねえ♪
ラベルには「令和2酒造年度、製造年月6.3.」と書かれていますので、3年熟成のお酒ということでしょうか。この熟成も「生酛造り」らしい旨みに一役買っているように思われます。
のどごしはしっかりとした酸味を感じますが、キレのよい後味。酒だけで飲むのではなく、温かい料理と合わせたくなる。そんな美味しいお酒ですね♪
加藤酒店さんの評では「生酛造りで仕込み、火入れ低温熟成させた酒。奥行きのある程よい旨味と酸がありキレの良い酒。ぬる燗熱燗、滋賀の食と一緒に是非!」とのこと。
松の司と一博。飲み比べて分かるどちらも美味しい「生酛純米」でした。
- かずひろ
- グレード : 2 (RPR:60%)
- 酒米 : 滋賀 吟吹雪
- アルコール : 16%
- 日本酒度 : ±0
- 酸度 : 2.5
- 価格 : 720ml 1,540円
今日も、美味しい滋賀酒に感謝♪
◆
そのお酒が美味しいかどうかの判断は、人それぞれ。あくまで個人の主観です。
以下は、どんな輪郭のお酒かを備忘録的に書き留めておく管理人の個人的な感想です。
・甘みの強さ:★☆☆
・辛みの強さ:★★☆
・酸味の強さ:★★☆
・香りの強さ:★★☆
・味の濃さ :★★☆
・美味しさ :人それぞれ
Comment