今宵の晩酌はこちら。畑酒造さんの大治郎「AS TIME GOES BY」。早速、開けてみました。
最初に来るのは、華やかというのとはちょっと違うけれども、如何にも日本酒らしい良い香り。
しかしながら口に含んでみると、想像していたような穏やかな味ではなく、かなり強い辛さと酸味。おっと、こりゃあ手強い!?
改めてラベルを見返すと「日本酒度」は+8、「酸度」は2.8とあります。そりゃそうだと言えるくらいの辛さと酸味の強さですね。
ちなみに「日本酒度」はプラスが大きいほど辛口。マイナスになればなるほど甘口です。+8だと、全体の上位20~30%に入るくらいの「大辛口」に近いような「辛口」でしょうか。
「酸度」の方は、平均は1.0~1.5くらいですか。0から始まって数字が高いほど酸が多く、やはり2.8だと相当酸味を感じ、そして辛く感じると思います。
ということで、ラベルの清涼感(笑)とは真逆。さすが「大治郎」とも言える骨太なお酒でした。
ちなみにお店の評では「生酛造り、低精白米、熟成、若さも感じるきちっとした酸、穀物感、骨格がしっかりぶれない安定の味わい。まだまだフレッシュさも感じるNEWスタイルのお酒」だそうです。
晩酌の食中酒として楽しみましたが、カツオのたたきも、とんかつも、オニスラも、全部「大治郎」の勝ち。唯一お酒に対抗できたのは、きんぴらだけでした。この酒、強いなあ。(笑)
逆に言うと、濃い醤油味の料理とは相性抜群でしょうね。肉豆腐とかすき焼きとか、そういう料理の時にガンガン進むお酒という印象です。
力強いお酒です。じっくりといただくことに致しましょう。
- だいじろう
- グレード : 1 (RPR:80%)
- 酒米 : 吟吹雪
- アルコール : 16%
- 価格 : 1800ml 3,300円
今日も、美味しい滋賀酒に感謝♪
◆
そのお酒が美味しいかどうかの判断は、人それぞれ。あくまで個人の主観です。
以下は、どんな輪郭のお酒かを備忘録的に書き留めておく管理人の個人的な感想です。
・甘みの強さ:★☆☆
・辛みの強さ:★★★
・酸味の強さ:★★☆
・香りの強さ:★★☆
・味の濃さ :★★★
・美味しさ :人それぞれ
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