今宵の滋賀酒はこちら。福井弥平商店さんの萩乃露「雨垂れ石を穿つ しずり雪」です。
「しずり雪」とは、軒先や木の枝に積もった雪が重みで落ちる様子とか。
私の某先輩も絶賛のお酒。春を待つこの季節にぴったりの限定酒ですね♪
「うすにごり&十水仕込」ということなので、甘く爽やかな予感で一杯です。(笑)

まず、冷やしたグラスを顔に近づけると、爽やか系のおだやかなよい香りがします。
そして一口含んでみると、口当たりは少しピリッと。あれっ、十水仕込なんですが、予想に反してそれほど甘口ではありませんね。
でも口の中には、複雑な美味しさが拡がって行きます。お米の旨みに酸味や甘みが被さって、そこにさらにオリが大活躍、だからでしょうか。
オリと旨みの相乗効果で、この独得な味わいが造られるのじゃないかと思います。
のどごしはスッキリ、キレよく、後味にはオリの余韻が残ります。

加藤酒店さんの評では「屋根に積もった雪が穏やかな陽気で緩み落ちていく。春に向かっていることを感じさせる。そんなことをイメージできる限定酒です。濃密な十水の旨味に、この時期の新鮮さが合わさりバランスが良い。オリが入り味のある後口になっております」とのこと。
色合いも味わいも、雪景色。まさに「しずり雪」ですね。美味しいなあ♪

- あまだれいしをうがつ
- 精米歩合 : 60%
- アルコール:15%
- 価格 : 720ml 1,897円
今日も、美味しい滋賀酒に感謝♪
◆
お酒の美味しさの判断は人それぞれ。以下は管理人の個人的感想です。
・甘みの強さ:★★☆
・辛みの強さ:★★☆
・酸味の強さ:★★☆
・香りの強さ:★☆☆
・味の濃さ :★★☆
・美味しさ :人それぞれ
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